最近、数年来の読者の方にクイズマジックアカデミーというを進めた。
野球の問題についての知識を聞いたところ、12球団が言えないどころか、ポジションがカタカナで言えない人なので
「いくら車の問題に強いと言っても、他の基礎知識が軟弱だから、彼がそこまで強いことはないだろう…」
と思ってた。
その人がクイズを始めたから実際にお会いして、クイズ対決をしてみた。
…すると、自分のほうが3ヶ月以上早く始めたのに…ボロ負けした。
苦手な並び替え問題で、異様なセンスを発揮したり、強みだと言ってない理系問題がウルトラ強かったり…本人が得意だと言ってないし、気づいてないことでことごとく凌駕されてしまったから
「うわぁ~何だこいつ!!!!」
となった。
その時、松本人志が、ドキュメンタルという番組の中で、
「井戸田潤は攻撃だと思ってしかけたことは大したことないけど、攻撃だと思ってない攻撃が強い。」
と評して、実際に井戸田潤が偶然やらかした失態から、番組を構成するバトルの流れが大きく変わった話を思い出した。
ぼくのブログの読者には、こういう人がやたらと多い。
自己肯定感が低かったり、競争の場に参加していないことから、自分が当たり前だと思ってるスキルやセンス…これが武器になることに気づいていない人が多い。
クイズの問題で理系の知識がすごいってことは…それだけ理系の教養があるってこと。
クイズの並び替え問題についてのカンがずば抜けていいということは…それだけ、知識を得る時に器用に当たりをつけることができるということ。
クイズは頭の筋トレでしかないから、一人ぼっちでゲームセンターでクイズをやってるうちはなんの武器にもならない。
でも、文章にしたり、参考文献を紹介した途端に誰かの悩みを解決したり、友達ができたり、お金が入る武器になる。
自覚しないとお金や人脈作りにしたり、新しい世界は開けない。
だから、ぼくはそういう「自覚がないけどすごい人」を見つけては、長所を指摘したり、マッチングできる特技・趣味を見つけるようにフォローしてる。
でも、はじめて戦う時には、こういう相手こそが一番怖い。
なにしろ、すごいことをやってる自覚がないから、気配がない。
気配があれば、いくらでも読んだり用心したりできるけど…自覚がない人が無自覚に特技を発揮するからどうしようもない。
…ラジオ番組みたいな山も落ちもないトークなんだけど…ね。
そういう人がオタクの世界って多いから彼らにメイクマネーさせるべく、クイズマジックアカデミーや、仮想通貨と言った
「ゲーム好きや理屈っぽい気質が、そのまんまお金や友達作りや、お勉強に使えますよ」
って趣味を進めてるわけ。
ただ…そういう相手と初対面で会う時…自己申告と、その人が持ってる武器がズレてることが多いから…迂闊に踏み込めなくて戸惑うことがあるんだよね。
特に、卑屈だけど、頭のいい人に好かれてるオタク・理系にはほんとそういう人がいるからね~。
仮想通貨進めるのも、投資って極めてオタクなゲームだから。
銘柄と技術と開発の動向をネット的にリサーチして、自分なりの仮説や法則を組み立てて遊ぶ。そういうゲームだから。
ネットで色んな調べ物をする人にとってはネット民的みたいな調べ方、学び方がそのままお金になるから親和性高いと思うし、それはゲームやネットしてたらお金になりえないことをお金にしてくれるから、「意図しない攻撃こそが攻撃」を地で行く戦い方ができそうな気がするんだよなぁ…。
急に金の話すると毛嫌いしたり、ネット民の評判見て右往左往する人が出ちゃうから、意外とゲーム方面からの参入者が増えないんだけどさ…。