ミサワブラック!!

Twitterに揉めそうなことを書くとフォロワーが減るから、揉めそうなことはここに書く。文句があるやつははてブで言いやがれ!


ぼくが考えた最強の〇〇とか言えば勝ちだと思ってるネットのゴミを吊るし上げるぞぃ♪

Togetterに言いたいことは1つですよ!

 

ブロックしてる相手からまとめが作れるようになってるの、ほんとどうかと思うぞ!

青二才流「ぼくが考えた最強の異世界転生論」とその賛同者と謎の“図” - Togetter

↑Twitter上では相互ブロックになってるラノベ天狗さんに、ぼくのついーとをまとめられました。

 

タイトルで人を悪く言う名人がネットに多すぎる。

…なんで、これを紹介するかと言うと、「インターネットのレッテル貼りの手法がタイトルに詰まっていて、タイトルしか読まない人を釣るためのメソッドが詰まってるなぁ~」と思ったから。

 

 

「ぼくが考えた最強の異世界転生論」とかいうレッテル貼りがされてるけどさ…それは、学者が考えようが、オタクが考えようが、バカが考えようが「ぼくが考えた最強の〇〇」ですよ!

 

そして、「ぼくが考えた最強の〇〇」といえば、なんだって悪く聞こえますよ。

 

マルクス経済学とか、資本論といえば、アカデミックな響きに聞こえるかもしれないけど、

 

カール・マルクス「ぼくが考えた最強の経済論」

 

とかで他人がまとめたら、カール・マルクス知らん人からしたら「ぼくが考えた最強の〇〇」というまとめ方がダメダメにしか聞こえないなわけで…。

 

とはいえ、横文字が並んでるとまだかっこいい感じがするから、

 

東浩紀「ぼくが考えた最強のオタク論」
東浩紀「ぼくが考えた最強の大陸哲学」


とかの方が、ダメダメ感が伝わるかな?

もろ日本人の人が、大陸哲学語ってる時点で本場でもなければ、いくら読んで解説しようが、本家本元ではない独自解釈感が出るという「ぼくが考えた最強の〇〇」なわけじゃない?

でも、この人は日本のエリート街道のど真ん中を突き進んで、哲学者として世の中に認められて、大学教授までやって、しまいには哲学の学会に反旗を翻して自分の会社まで作ったすごーい人なんですよ。

 

…自分のことを、批評家と標榜して、会社や雑誌には「ゲンロン」なんて付けて、自分に対してアホみたいにハードルを上げながら期待を裏切りまくっても、信者ビジネスを継続できるという…ある意味、日本中で彼しかできないようなことをやってる天才なんですよ!?

 

でも、そういう人もやってることを冷静に考えたら、

「ぼくが考えた最強の〇〇」

でしかないわけ。誰が認めたとか認めないとかそんなこと関係ない。

考えて本や論文にするのが仕事だから、彼がやってることって「ぼくが考えた最強の」を発信すること…だけ。

 

ただ、これを「哲学者が論文や本を執筆した」とか、「哲学的なことがわかる人に向けて、含みのあるツイートをした」といえば、すごくありがたいものに聞こえるけど、「ぼくが考えた最強の〇〇」といえば、ありがたみのかけらもないわけ。

 

しかも、彼のやってる題材が、

「ぼくが考えた最強の大陸哲学」だし、
「ぼくが考えた最強のオタク論」だし、
「ぼくが考えた最強の時事問題」だから…
どれをとっても自分が本場になれないか、与太者感漂う題材にばっかり首を突っ込んでるから、「哲学者」と言わず、「ぼくが考えた最強の〇〇」といいだしたら、もうだめになるわけ。

 

ダサくなるぐらいだったらまだいいんだけど、もっと酷いのが、

「ぼくの考えた最強の子育て」

「ぼくの考えた最強の父親論」
まで本に出してるわけ。

 

いや、東さんだけが「ぼくが考えた最強の〇〇」を出してるわけじゃなくて、男だろうと女だろうと、(コミック)エッセイやTwitterで子育て書いたやつが出してるやつは

「ぼくが考えた最強の子育て」

を垂れ流してるわけさ。

 

「ぼくが考えた最強の子育て」なんて言い出した途端に、親が子どもに自分の価値観を押し付け倒していたり、子どもを育てたぐらいでなにかわかった気になってる痛いやつみたいな感じがするでしょ?

レッテル貼りってそこが怖いわけ。

 

子育てをバカにしてるんじゃないよ?
子どもを育てたことがあるやつなんて、日本の人口の何割の人がそうか?世界の人口の何割がそうか?…って考えたら、特別すごいことではないって話。

 

少なくとも、マッキンリーを登頂した日本人よりは多いと思うぞ?下手したらアラスカに行ったことある人よりも少ないのでは?
少なくとも、プロ野球選手になれた日本人よりも多いと思うぞ?毎年100人程度しかなれないんだから。


そう考えたら、「子育て」は統計上はすごいことではないよね?
極端な話、異性引っ掛けて、えっちらおっちらやれば、何かしらの病気がない限り誰でもできるんだから。

 

だから、統計上は子育てエッセイなんて書いてわかった気になってる感や、苦労しましたアピールを書くことは相当ダサいよね?
もちろん、実際には苦労をなさるし、産むのはしんどいので、

「女子プロレスラーでさえ、人生で痛かったことベスト10の中で3位に挙げるほどにしんどかった出産の痛みを味わって子どもを産んだことはすごい」

んだよ?

 

男の方でも、子育てには、一人前に育てるまで、4000万円前後かかると言われてるから、自分と子どもの分のお金を稼ぐ決意を固めてがんばってるのはすごいんだよ?

 

ひょっとしたら、才能やサポートに恵まれて野球選手になるよりもずっと子育ての方が大変かもしれない…。ケースバイケースだから、どっちがどうとは言わないけど。

 

でも、「ぼくが考えた最強の子育て」と言った途端に、「誰でもできることを、誰でもそういう局面になったら考えそうなことを、自分だけがすごく考えたみたいな顔をして発表してるだけじゃん」ってなる。

 

子育てエッセイや教育論は面白いよ?
ぼくも大好きだよ?

 

でも、「ぼくが考えた最強の」と言い出した途端に全部がダサく聞こえる。

その問題を言ってるわけ。

 

インターネットで、他人を悪く言うことや、炎上させることで有名な人はこういう魔法の言葉をいくつか持ってるわけ。

 

その1つが「ぼくの考えた最強の〇〇」。

 

そして、ラノベ天狗さんがもう1つチョイスしたのが「謎の〇〇」っていう言い回し。

 

これも、酷いもんで、「謎の」とついたら、大体の悪いものに聞こえる。

謎の感動→いや、自分からみて謎なだけで感動したなら感動したでいいだろ?
謎の一体感→理由がわかんないのはお前だけで、一体感が芽生えてる人は楽しんでるなり、盛り上がってる連中に水を差すような言い方はやめろよ!!

 

インターネットとか、マスコミ報道のネガティブキャンペーンって、こういう言葉のトリック、言い回し(レトリック)、印象操作の塊。

 

批評・批判してるやつが偉いみたいになってるけど、
指標を示して自分なりに意見を述べてる人の方が、基本的に偉いからな?

 

(他人の)ふんどしに乗っかってああでもないこうでもない言ってる人…
うんざりするほどワンパターンにしかディスれてないことをトリック知ってる人からすると見え見えだからね?

 

人間ってのは、「ぼくの考えた最強の〇〇」で生きてるんだよ!

残念なヤツが、「ぼくの考えた最強の〇〇」なんてダサい言い方開発している間に考えながら前に進んでるんだよ!

 

どうかと思うよ?
謳歌…って勢いで趣味や思考を楽しんでる相手を謎だと言われるのも、
どうかしてると正面から言う勇気がないやつから「ぼくが考えた最強の〇〇」とか言われるのも。

 

 

ああいうのこそ吊るし上げられてほしい。
「ああ言えば××」とか言われて。

 

 

 あと、「わかりみ」とか「ブヒる」とか、「控えめに言って最高」みたいなネットが作った日本語、ぼくはけっこう嫌いです。

あの漠然としたダサさ、なんだろうね?