なんか読むように回ってきた記事がこのお題だったのよ。
『フェミニズムは全ての女性の総意ではない』という事実を、ミソジニーに陥らない為に全ての男性は見誤らないようにしなければならない - 自意識高い系男子
あのですね…ぼくだってこのぐらいのことはわかってるというか…むしろ、フェミニストに怒ってるんじゃないのよ。
フェミ嫌いみたいに思われてる僕だけど…「嫌い」だとか「愚か」だとか…そういう感情は、もっと「人間扱いしている」相手に持つ感情なんだよ。(特に、ラディカル・フェミニズムに対してね)
ぼくはもっと、ラディカル・フェミニズムに陥りがちな人達をゾンビか廃人みたいに思ってる。
…嫌いだとか愚かだと言うよりも、「息を吐くように客観性も、科学も統計も、自分の置かれた有利な立場(功利的な優位性)すらかなぐり捨てる人達」だから…この人達は怪しい選民思想にハマった宗教信者にしか見えないわけ。
自分で考えることさえできなくなった人が、誰かの意思やありもしない理想のためにひたすら暴力を繰り返すゾンビか、廃人…にしか見えないわけ。
人をゾンビや廃人に陥れる怪しい宗教(ウイルス)がフェミズムであり、フェミニストというわけ。
「すべての女性がフェミストではない?」
すべての女性が、怪しい宗教を本気で信じているわけはないでしょ?
すべてのコンピューターが、ウイルスに感染しているわけないでしょ?
ぐらいの気持ちでしか聞けない話でしかないの。
じゃあ、何が問題か?
ウイルスに感染したバカを排除する術すらこの国では認められないことが問題だと言ってる。
…フェミズムを排除することが女性の敵だ、昭和臭いだとか言われること…これが問題なんだ。
女性の権利を守ることや、犯罪者に対して厳しい対応をすることと、
女性であるというだけであらゆる言葉の暴力や、特権とも言えるような女性だけの権利を当たり前に用意すべきといった思想は相反するものではないからね。
財務次官がクビになった理由を突き詰めていくと、結局は上野千鶴子が悪い
冷静に考えてもらえばわかると思うのだが…財務次官と密室で食事できる記者が日本に何人いるだろうか?
それも、ちょっと込み入ったセクハラに及ぶほど近い関係になる人は何人いるだろうか?
「セクハラいいか悪いか」という議論はこの後やるとして…それだけ懐まで潜り込める人は、日本に1桁いるかどうかであろう。
また、財務次官から得られる情報や、思想信条を把握できることで得られる利益は…どのぐらいだろう?
もし投資家ならインサイダー取引になるかもしれないような情報がゴロゴロ出てくるだろうし、記者ならば特ダネの宝庫。番組の編成にも関わる情報が山のように出てkルウ。
それが、キャバ嬢やスナックママなら当たり前に言われるセクハラ程度で手に入るとしたら…これほど割がいい仕事はないだろう。
「セクハラやパワハラは嫌なもんは嫌だ」
と思うのはわからんでもないが、それでも、これほど割のあう仕事はないのだ。
性を貨幣価値に置き換えることに抵抗があるかもしれないが、
美人が男のセクハラや失礼な発言に耐えながら一緒にお酒を飲んで得られる収入なんて、せいぜい数千円だ。
それを使い方次第では億単位のお金になる情報と引き換え…ということになれば、どんなバカだって割に合うことぐらいはわかるだろう。
「そんな水商売をやるために記者になったわけじゃない」
と言いたい人の気持ちはわからなくもないが…僕が言ってるのは、あくまでも金額上のお話。世間の論点がセクハラ問題に行き過ぎてるから
「そこをセクハラで片付けなかったら、その記者が億単位のお金を動かしながら記者としての身分が保証された状態で、平均収入1千万円以上の記者の身分も保証された上で、色んなサイドビジネスだってできたから、自分の年商や生涯賃金だけで言えば、べらぼうな金額を稼ぐことができていた」
というちょっと調べれば、バカでもわかる話をしてるだけ。
セクハラやパワハラの難しいところはそこ。
泣き寝入りしやすい理由は、地位による暴力だけではなく、うまみもあるからこそ我慢できる人が重用され、どれだけ法律や慣習が変わろうとも、ハラスメントについて来られる人がビジネスを回していく…という問題。
そこを度外視して考える人間が多すぎるからこそ、ぼくは金科玉条の如く「セクハラはあってはならない」「女性の権利を守れ」とロボットのように繰り返すバカは、怪しい宗教にハマった廃人か、ウイルスに汚染されたコンピューターにしか見えないと言ってるわけ。
セクハラやパワハラを訴えかけたところで、じゃあその人の生活が保証されるか、労働環境が保証されるか…は、全くの別問題なわけ。
セクハラやパワハラ、労働問題で給料の10倍・100倍の賠償金が取れる世の中ならみんな喜んで訴訟の煩雑な手続きを踏んで自分の権利を守ってるし、企業も企業で、従業員の不幸を大きなリスクとして受け取っている。
フェミニストが本当に忌むべきは、男だから女だからというそういう話よりもむしろ、司法制度上のペナルティが少ないから泣き寝入りするしかないことや、裁判を大事にしたがらない体質(あるブロガーさんの裁判に行ったことあるけど、SNSで裁判の日取りを告知したことを裁判官から咎められたのを見て「公明正大にやってる裁判をみんなが見に来て何が悪いんだ!?」と驚いたことがある)。
「生理休暇をよこせ」
「子育てと両立するために、育児休暇や復帰後の待遇の見直し、託児所の整備をすべき」
「(賃金や求人が平等じゃなかった頃に)賃金や求人を平等にしろ。」
みたいな議題にたいして、フェミニストがズバッと言うのはわかんなくもないよ?
それは男が言っても説得力がないから、女性の地位がある人がズケズケ入っていくのはぼくはいいことだと思う。
ただね…何でもかんでも「女だから」というところに逃げていくためのフェミズムや、男性女性関係なく割りを食っている問題に対しても「女性」という性を振りかざしていくスタイルは、完全におバカ。
法を守れ、法がおかしい、法があっても機能してないみたいなことを糾弾するのに男も女もないはずなのに「女性だけを救い出せ」「救い出さないのは日本が男社会だからだ」とかいい出すのは…認知の歪みでは?
行動認知療法でもおすすめしたほうがいいレベルですわ。
認知行動療法とは|認知行動療法センターのご案内|認知行動療法センター
でも、上野千鶴子がばらまいたフェミニストと、彼女が認めた二村ヒトシというヤリチン野郎のばらまいた
「女性であることが悪い、あなたが悪いのではなく社会や親を悪く言っていいんだよ」
みたいな思想は…完全に、バカにとって都合のいい思想で、認知の歪みを指摘すらできない世の中を作ってしまった。
そりゃ、「セクハラされるためにこんな仕事してるんじゃない」と言う気持ちはわかるし、パワハラされるために仕事してる人なんかいないさ。
でも、実際にはセクハラやパワハラが出るようなところにこそいい情報が出てきたり、そういうことを平気で言い合える信頼関係が人間関係を円滑にする。
そういう損得をも超越するほどしんどい時にすぐに人事異動もできなければ、ハラスメントに対して多額の賠償金をとることもできない。
それでもなお、フェミズム的な発想だけで一刀両断しちゃうのは…人間的ではないのよ。
女性だって、女である前に人間で生活をかけて仕事しているし、仕事しているからにはより儲かるようにもしたいと当然思う。(コケと霞だけ食ってる仙人でもないし、泣き叫んだらだれかがよちよちしてくれるガキでもないのよ)
…そういうのを無視している現代社会や、司法や、会社の人事制度(もしくはそういう不和を起こしやすい人材を採らない・合わない現場に送り込まない)という判断に対して文句言うなら僕はめっちゃ応援するし、すげーわかる。
でも、何でもかんでも「女だから」で盛り上がってバカ騒ぎが終わったらおひらきするのは、世の中のためにも本人の利益はもちろん、成長のためにもならない。
そういうことを指摘したぼくは女性の敵扱いなんだろうけど…ぼくが言いたいことがわかる女性からモテてるからいいよ。
ぼくはみんなに好かれたいと思ってるわけじゃなく、自分のことが好きな人と愛し合いたいし、自分の価値をわかってくれる人の期待に答えたいだけなので。
それがわかんない社会とも、バカには興味ないので。
だから、バカがバカ騒ぎしてできあがってるトラブルをニュースにも取り上げないで欲しいし、バカに馬鹿といえる世の中が来てほしいよ。
女性はフェミに感染しやすいけど、フェミ的なことに対してもっとリアリストに捉えて前を向いている女性はたくさんいるし、そういう女性のことをちゃんと信じて付き合っていきたいと思っているし、実際大人になってからはそういう人達と一緒に生きてきたから。