今まで見た中で一番怖かったので…晒しとくわ。
他人様のTwitterのプロフィールがこんなに怖かったのは初めてですよ…。
なんですか?
「地球を救う警鐘ツイート」
って。
前から思ってるけど…地球を救うってどういうこと?
普通、「救う」って言葉は生き物に対していう言葉で、地球って…生き物じゃないじゃん?
よしんば生き物だったとしても、それは「地球の死」って何?生き物がいなくなっても別に地球は死なないよ?
人間を救うとか、動植物を救うならわかるけど…地球って、空気と水と土とマグマが流れてるただの星だよ?
前から思ってるんだよ。
「愛は地球を救う」とか、「人命は地球より重い」とかそういう言葉を聞くたびに「へ?地球は生き物じゃないよ?」「ここでいう地球ってなんのメタファーで言ってるの?」って。
人類社会だとか、国家だとか、弱者だとか…そういう言い方をするならわかるけど…地球を救うって何よ?地球は生き物がいようがいまいが回り続けるよ?
ここのツイッタープロフィールを見ても
「生存か絶滅か」
って書いてあるけど…救いたいのは人類なんだよね?
かと言って、プロフィールを見てると
「人類は地球の【病原体】になりたいのですか?」
とも書いてあるけど…地球って病気になるの?…違うでしょ?
言葉の使い方が不正確すぎて、読んでいるだけでぼくの脳みそが茹で上がりそうで…本当によくわかんない。
いや、よしんば、地球が生き物または何かをメタファライズして表現したものだったとして…「地球を救う警鐘ツイート」ってなんだよ?
なんで、一人の人間が地球を救えると思ってんの?
私の父の座右の銘は「一隅を照らせ」という言葉なんだけど…人間にできることなんて、社会とか隣人に対して一隅を照らすことぐらいなんじゃないですか?
「地球を救う警鐘ツイート」っていうのが、ノーベル賞受賞者が平和やら経済やら科学やら…自分の専門分野から「人間社会を自分の専門分野で少しでもよくしていく・問題を解決するためにツイートします」ぐらいならわかるけど…なんで、こんな日本語が雑な人に地球を救う警鐘なんかで地球が救えると思ってるの?
思い上がりも甚だしすぎるわ。
「自分の知らないこと・できないことを語るな」とはいわないよ?
ただ、身の丈にあったことや、自分の労力を費やして調べたりやり遂げたりしたことでないと、語っても説得力もヘッタクレもないのではないかな?
いや…この場合、どうやったら「地球を救う警鐘」に説得力をもたせられるのかな?
だって、そもそも「地球を救う活動」って何よ?
宇宙怪獣とでも戦ってくれるの?
エネルギー問題を解決したり、核戦争を抑止したりしてくれるの?
砂漠でも栽培できる食料でも開発してるの?
100歩譲って、そういう人が人類を救う警鐘だの、世の中を変える警鐘だのいうのはわかるよ?
でもさ…そのぐらいたいそれたことでないと説得力のわかないことをあんな雑な日本語のツイッタープロフィールを書く人にできますかねぇ?
そういうことをぐるぐる考えているうちに頭痛と吐き気と恐怖を感じて…あーもうだめ。
地球とか人類とかどうでもいいから、今廃れきった俺のメンタルを救って欲しい。
お酒おごってくれるでもいいし、かわいい女の子が抱きしめてくれるでもいいし、愚痴聞いてくれるでもいいし、ぼくがする面白い話に笑ったり褒めてくれるでも何でもいいや。
無性にまともな人間に会って、ゆがみきった自律神経を戻してほしい気持ちになってきた。
…頭おかしくなりそうだもん。ほんと。
地球を救う人とかいらないから、愛情か敬意かやさしさでぼくの廃れきった気持ちをどうにかしてくれる人のほうがずっと救世主だよ。
そういうところから始めないとダメだよ。地球とかたいそれたこと言われても頭痛しかしないもん。