恋愛ライターの恋愛語りは「ガールズトークの延長」であって、モテや恋の悩みを解決することはない
とら婚 というオタクな男女の婚活をサポートする婚活サイトがある。
オタクやクリエイターだと、入会金が割引されたりという、オタク趣味な人にはありがた~い婚活サイト。(※無料でも会員登録したり、パーティーのお知らせは受け取れます)
どのぐらいオタク色が強いかというと…広告バナーからして、無駄に洗練されたイラストで
「(オタク的な方向に)センスいいなぁ~」
とぼくがうっとりしてしまったほど。
今のアラサーより若いオタク、このイラストの「いい塩梅」加減がわかると思う。
ちょっと男性向けに寄ってるけど、男女問わずウケそうなイラストをうまく描けていて
「流行ってるものを抑えつつ、若くていいセンスだなぁ~」
というイラストを採用している。
だから、ぼくはとら婚のセンスのよさに期待して調べてみた。
すると、我らが(?)トイアンナ先生も参加するトークが開催され、それが満員御礼だそうだ。
【満席御礼】オタク女性の結婚やライフスタイルについて考えるトークセッション「OTAKU MARRIED LIFE」【女性限定】 – とら婚
トイアンナねぇ…って、トイアンナ!?
最近、色々大変なことがあったトイアンナさんが婚活サイトのトークセッション!?
離婚して、わんわん泣ける女になりたかった。 - トイアンナのぐだぐだ
「ユーザーとして」というならわかるけど、まさかのゲストスピーカー!?
それ、俺が知ってるトイアンナさんだよね?
あの「はてな史上最強の呪術師」と謳われた、あの人だよね!?
呪術を行った跡地:はてなブックマーク - クリスマスに4℃のアクセサリーを貰って喜ぶ女はチョロい - トイアンナのぐだぐだ
恋愛がらみの勘違いしたヤツは男も女も、モテてようが非モテだろうが「成敗!」していく暴れん坊将軍チックなトイアンナさん!?
非モテ女性が斬られた様子:婚活で売れ残る「普通の子」が見つめられない現実とサバイバル術 - トイアンナのぐだぐだ
半端にモテた女性が斬られた様子:「名ばかり彼女、実質セフレだった」悲劇がアラサー女子に起きている - トイアンナのぐだぐだ
非モテ男性が斬られた様子(跡地):はてなブックマーク - 童貞男子が夢見る「可愛くていい子」はみんな既婚のオッサンに寝取られてましたよ - 外資系OLのぐだぐだ
モテ男を斬りつけた様子: 女性をモノ扱いするチャラ男の部屋には村上春樹の本が置いてある不思議 - トイアンナのぐだぐだ
ぼくの中では、慶応つながりと、ネットで炎上しながらも現場での根回し手回しの手際で図太く仕事を取ってくるスタイルがまるではあちゅうさんだと思うんだわ。
ところが、本人ははあちゅうを斬って取るトイアンナさん!?
はあちゅうとイケダハヤト「アイドル化する作家たち」 - トイアンナのぐだぐだ
↑ぼったくりなサロンを作って作家っぽさがなくなってるはあちゅうさんを斬って取った様子
※なんか、ステマっぽくなってきたので、そろそろリンク貼るのやめます。
ぼくはいいとか悪いとかそんなことを言う気ないわけ。
こういう企画をオーガナイズしたとら婚を悪くいう気もまったくないわけ!!
たださぁ…これが一週間前にはもう満員御礼になってる人気コンテンツだってことに、
「女がわからん!!婚活女子が、わからん…。」
という気持ちになってるわけ。(※女性向けのイベントにつき、来てる人は全員女性)
いいか悪いかは別として、かなり毒々しいで!?
痛快でトークショーとして面白いのは間違いないと思うけど…大真面目に悩みを解決する相手として適切かと言われるとしょっちゅう炎上している人に悩み相談するのは、ちょっとおすすめできないよねぇ~…ってわけ。
「商いや娯楽としてはすごく正しい」んよ?
でもさぁ…トイアンナさんのトークショー聞いて、マジな悩みが解決するかと言われたら…うーん。
できないとは言わんよ?
彼女、有能やしライティング能力高いから。
ただ、彼女に、婚活という極めてパーソナルな問題に向き合う「言葉の重み」があるかと言われたら…あるにはあるんだけど、ずっと重たく残る言葉を言う人かな?
何度も言ってるけど、トークショーというライトなものとしては面白いと思うわけ。
引き出しが多いトイアンナさんにいろんなことを聞いたり、話してもらうこと自体は。
ただ、同時に炎上芸するようなことも平気で書くような人にパーソナルな相談を人前でしたいかと言ったら?
また、そういう娯楽99%ぐらいのイベントとして婚活サイトを利用している人が大量にいるのって…理解に苦しむ。
はっきりいうわ!
トイアンナさんの芸風を痛快だと楽しめるゲスな女性と、トイアンナさんに会ってまで話を聞きたいほどのめり込んどる人がいるの、理解に苦しむ。
それも、婚活なんて大事なことやってる人にまとまった数いることにぼくはびっくりしてるわけ!!!
トイアンナだから悪いって言ってるわけじゃないの!
恋愛ライターって全般的にお金のためならいくらでも調子がいいこと、もっともらしいことをいくらでも、ダブルスタンダードになってでも言うだもん!
書いたもの全部を並べてみると、けっこう無茶苦茶。
酷い人は矛盾があるし、矛盾がなくてもあまりにもゲスすぎてあんぐりするようなものがけっこうあるわけ。
比較的真摯に記事を書いているトイアンナさんでさえ、並べてみるとけっこう「大丈夫か!?」って記事を書いているし、炎上芸に走りがちなトイアンナさんでさえ自分の記事を消すほどヤバい記事をいくつか書いてる。
だから、恋愛ライターって信用できない。
あの人達って恋愛ができるわけでも、恋愛の悩みを真摯に聞く人なわけでもなく、恋愛の偏差値が45ぐらいの人が納得するであろうことを、言葉巧みに息を吐くように吐き出せる連中ってだけだから、
「こういう人のトークセッションが埋まるの、怖くない!?」
って割と真面目に思うわけ。
いや、もうちょっとはっきり言うと…本人が男ウケからは程遠い勇ましい&かと思ったら著書を読むとダメンズへの呪術で溢れかえってる本を書く人に恋愛の相談とか乗ってほしくないわけ。
いや、乗ったとして、「自己満足」としてはいいと思うけど、男ウケするかって言うと全くの別問題なわけ。
恋愛ライターは現代の呪術師。誰かを呪いたいあなたに寄り添って、実はあなたが呪われてる
なんで、インターネットに出回る恋愛の記事がゲスいかというと…そういうことを思ってる女がいっぱいいるからなわけ。
思ってるだけなら別にいいよ?
でもさ…それを記事にしてる人って、デリカシーよりもお金を取った人でしょ?
「男女逆だったらきっと嫌がる」であろうことを男も見られるようなウェブの場所で楽しむ程度にバカ女の読者を取って、お金稼いでる人でしょ?
喫茶店や居酒屋のガールズトークだったら、別に否定しないよ?
でも、「胸のでかい女はエロいことばっか考えてる」とか、「アイツ俺に気があるぜ」みたいな根も葉もないゲスな話で盛り上がってる男がいたら嫌だろ!?
そういうゲスなジョークって、意図的にワールド・ワイド・ウェブから切り離す努力してない人って、脇が甘いバカか、そういう自分さえ受け入れてほしいゲスかのどっちかなわけ。
ぼくだってゲスいことは書くけど、越えてはいけない一線…赤の他人が読むと傷つくであろう部分は避けてるわけ。
根も葉もない部分とか、二次元と三次元を混同するとめんどくさい話とか、的確に区分けしないと関係ない人まで巻き込んでしまう話とか!!
恋愛ライターと、それを土日にトークショーを聞きに行くほど好きな人って、線引きができないダメな人か、線引きしない自分をも受け入れてほしい高望み女で、婚活向いてないのよ…。
すごい雑な言い方すると「お前、鏡見たら?」って言われてもしゃーない人。(※鏡以前に、財布の中身と預金通帳みて婚活してないですが何か?)
あ、「フィクションとして受け入れてるから、現実として解釈するな」っていうなら、相手にもそれをやれよ!
男が冗談半分で見ているAVがハードな女優が過呼吸起こしたり、白目剥いていようが、「娯楽(フィクション)として楽しんでる男」に文句言うなよ?
※実際にそれがしたいとは思わないけど、ファンタジーとして「人間ってすごいなぁ~」程度のノリで見ることはあります。
何が言いたいかというと、そういうゲスな部分って恥であり、恥は見せると揉め事の種だから、恥に近づきすぎたり、恥の話題で他人と盛り上がりすぎるのはやめておいたほうがいいって話。
それがキチッと理解できてないか、理解してもなおまだ基準がグズグズな人は、婚活手こずるだろうなぁ…と。
それを時にキラキラと、時に勇ましく語る恋愛ライターの女性ははあちゅうさんであれ、トイアンナさんであれ、女性には憧れの的だと思う。
ただ、そういう人が言うこと、やることが、実際に男ウケがいいかというと、それは全くの別問題だから、「ゲスなことを言って楽しむ遊びの延長線」だと思って楽しめない人は、ネットで有名な人に恋の話とか聞きに行かないほうがいいと思います。
とら婚は用法用量を守って正しく利用してほしい…
趣味を認めてくれる人って意味を履き違えない人にはとら婚は最高の婚活ツールになると思います。
ただ、男性の中には「趣味を認めてくれるからきっと全部認めてくれる」と思い違いをしているオタクがいる。
女性には、「オタク趣味だけではなく、自分の考えも認めてくれる」と思ってる女性が一定数いるみたい。
そういうことじゃないんだよ。コミュニケーションツールが共通してるだけで、違う人間だから、恥ずかしい部分・人に言えない部分は遠慮したり隠したり許し合ったりしないとやっていけないんだよ!!
ぼくもオタク趣味・ブログ趣味きっかけで異性と会うことあるから、可能性は信じてるよ?
だからこそ、オタク趣味の可能性を正しく認識して、正しく期待して、正しく突き詰めてほしい…そういう意味でとら婚には期待してるし、とら婚で結婚相手見つけるオタクが増えてほしい。
ちなみに、ラブホの上野さんもそうだし、紹介したトークセッションもそうだけど、「オタクな人がマンガやアニメを通じて恋愛への興味を持って活動していく」と言う方向に持っていってる点はすごくいいと思います。
ただ、ゲスい人や言葉が軽い人を、集客目的でキャスティングすると「集客や注目の面では成功してるけど…」ってなりそうで心配な感じはあります…はい。