おのにちさん主催のオフ会に行ってきて、はてなの新しい姿を見てきたよ
はてなが誇る「愛されママ」ことおのにちさんに、はてなが誇っちゃいけない放蕩息子であるぼくがお呼ばれしたので…オフ会に遊びに行ってきたよ。
もうWordPressにブログを移しているから厳密には「(不)名誉はてな市民」なんだけどね。
すごく楽しい飲み会だったので、オフ会自体にはなんの文句もなく、また機会があれば誘って欲しい。
ただ…はてなのオフ会として考えると「はてなって、文化としてこんなに落ち着いてしまったのね…」という感想ですね。
「ワシの若い頃は」という言葉を齢28のぼくが言うのは非常にジジ臭くて良くないと思うのですが…インターネットで7年も同じ名義で生きてると老人扱いなので…若き老害の戯言に最後までお付き合いください。
俺のいた頃のはてなは揉め事多かったけど、イノベーションが起きてた!!
ぼくが炎上する前のはてなは…古参オタク達の老人会だった。
はてなで最も人気のあるブロガーさんはハックルさんで、ぼくもハックルさんが出ていくまで最後の最後まで勝てなかったけど…はてなからハックルさんが出ていった後に、最も色んな人に粘着されたブロガーはぼくとシロクマ先生なんだよ。
シロクマ先生は書籍化やブロゴスへの寄稿などにチャレンジして、ぼくは若い人を増やしたりもり立てたりして…2年3年かけてはてなブログの勢力地図を変えていったんだよ。
もちろん、ぼくの力だけじゃないけど…先陣を切ったのはぼくだし、ぼくや斎藤さんがはてなブログのてっぺんでくねくねして、オフ会を開いてオタクな若者たちのはてなを作ったのはぼくらだよ。
その後、若手ブロガーさんが青二才~ヤギログまで5年間誰かしらU25層に人気ブロガーがいた。
その人達がその都度ブログのあり方を良くも悪しくも変えてくれて、はてなブログは層の分厚さと、質の高さから一時期「はてなドメインがSEOに強い」と言われるぐらいにまで、はてなの名前を押し上げてきた。
…ヤギログくんの取り巻きの大学生達と、トイアンナ・ニャートらへんの港区の落ちこぼれOLみたいな人が連綿と作ってきた財産を湯水のごとくぶっ潰したけど。
はてなの若返りってはてな的なブログ以外も読める層の分厚いユーザー層になったが、…2017年ぐらいにWordPressにヤギログとその取り巻きが民族大移動してからはてなの高齢化・弱体化がすごい勢いで進んだ。
若者がいないブログ文化は趣味でしかないから、どんどん保守的になっていく。
はてなって良くも悪しくも趣味になってしまったんだよ。
趣味に対してお金を回収するシステムを作れない・作っちゃいけないから「お金がある人が気晴らし感覚にブログを書く場所」に。
ぼちぼちお金があるアラフォーのおじさん・おばさんたちを中心でやるから…オフ会は大人な人が集まって喧嘩にならない代わりに、はてブにいる人のたちの悪さが…年々醜悪になってる。
「ぼちぼちお金があるアラフォー」ってところが重要で…すごくお金がある人達が集まるNewsPicksほど実用的な話が出てくるわけじゃないし、若い人のチャレンジ精神も歓迎されない。(とくにオフ会に出てこられないような人達のブックマークでのコメントは、減点法ベースの悪口と、懐古趣味の賞賛でしかないから…余計にひどい)
結果として何が起こるかと言うと…ブックマークの情報的な価値は落ちて、オフ会はムラ化していく。
…若者ばっかりの時もムラ化はあったよ?
だけど、「人気があるやつ・お金があるやつが正義でそこに登っていこう」みたいな部分が強かったから、技術交流会みたいな側面がどんなオフ会にもあった。
だけど、これを平均年齢アラフォーのメンバーがやると…少人数だと珍味食べ歩き会になるし、大人数だと癒し系の飲み会になる。
居心地はすごくいいんだけど…そこからなにか生まれるかと言うと…何も生まれないんだよ。そして、居心地のよさもお互いのことを知って踏み込んだ話になっていくと、誰が好き・誰が嫌いということがはっきりしてくると…内輪もめが生まれてくるから、上手に仕切ってくれる誰かがいないと成立しないムラになってくる。
みどりの小野さんがうまく仕切ってくれたから揉め事はなかったけど…ネットでの人間関係を把握して、共演(?)NGの人達を組み合わせないようにする気づかいが出てくる。
ぼくとか斎藤さんみたいに闇鍋スタイルでオフ会する人、ヒトデ祭りさんややぎろぐくんみたいに自分のシンパだけでパーティースタイルのオフ会ができる人…というのは出てこないんだよ。
そういうのをはてなの中で開く人が…若い人がいないと出てこないんだよ。
それが…今のはてなの弱さかな…って思った。
これは、かんどーさんに誘われたオフ会の時に薄々思ってはいたけど、かんどーさんやさめさんがNGだったり、小野さんのオフ会での同じような人の名前が飛んだりするのを見て「確実にムラ化してるなぁ~」と思った。
ムラに呼ばれている時点で、ぼくも地元の消防団やお祭りに呼ばれる村人なんだろうけど…そういうところとは別の「なにか生み出そうとあがいている人」もいないとダメになる一方だなぁ…って思った。
そういうあがいている人をはてなブックマークのコメントと、はてなの規約が排除しちゃってるから…どうしようもないんだけどね。
だからこそ、はてなは古き良きインターネットであり、ずっと大衆化もしないし、変わらないし、緩やかに衰退していくんだよなぁ…。
日本の大企業のぬるま湯体質ってこうやってできあがって行くんだろうなぁ…みたいなものを見たよ。
ぬるま湯はぬるま湯で成熟しているし、オトナな人が集まっててスムーズだし、中にいれば楽しいけど…それって色んなことが変わらない・みんなが我慢できることが大前提なわけよ。
ずっとは続かない。
行動力がある人を応援したり、新しいことをした人を応援する文化がなきゃ、それは緩やかに老いていくだけ。
それが嫌でぼくはWordPressに出た。
その楽しさを教えてくれる小野さんやああいうオフ会は貴重だけど…毎日実家の安心感に浸るよりは、夜中にコンビニに行く楽しさや、好きなものを好きなだけ食べる家の中での自由の方が「毎日」なら大事だよ。
まだ若いぼくは、数ヶ月に一回ほっこりする場所があればいいよ。
他人様のTwitterプロフィールだけで震えがってしまったので…晒す。
今まで見た中で一番怖かったので…晒しとくわ。
他人様のTwitterのプロフィールがこんなに怖かったのは初めてですよ…。
なんですか?
「地球を救う警鐘ツイート」
って。
前から思ってるけど…地球を救うってどういうこと?
普通、「救う」って言葉は生き物に対していう言葉で、地球って…生き物じゃないじゃん?
よしんば生き物だったとしても、それは「地球の死」って何?生き物がいなくなっても別に地球は死なないよ?
人間を救うとか、動植物を救うならわかるけど…地球って、空気と水と土とマグマが流れてるただの星だよ?
前から思ってるんだよ。
「愛は地球を救う」とか、「人命は地球より重い」とかそういう言葉を聞くたびに「へ?地球は生き物じゃないよ?」「ここでいう地球ってなんのメタファーで言ってるの?」って。
人類社会だとか、国家だとか、弱者だとか…そういう言い方をするならわかるけど…地球を救うって何よ?地球は生き物がいようがいまいが回り続けるよ?
ここのツイッタープロフィールを見ても
「生存か絶滅か」
って書いてあるけど…救いたいのは人類なんだよね?
かと言って、プロフィールを見てると
「人類は地球の【病原体】になりたいのですか?」
とも書いてあるけど…地球って病気になるの?…違うでしょ?
言葉の使い方が不正確すぎて、読んでいるだけでぼくの脳みそが茹で上がりそうで…本当によくわかんない。
いや、よしんば、地球が生き物または何かをメタファライズして表現したものだったとして…「地球を救う警鐘ツイート」ってなんだよ?
なんで、一人の人間が地球を救えると思ってんの?
私の父の座右の銘は「一隅を照らせ」という言葉なんだけど…人間にできることなんて、社会とか隣人に対して一隅を照らすことぐらいなんじゃないですか?
「地球を救う警鐘ツイート」っていうのが、ノーベル賞受賞者が平和やら経済やら科学やら…自分の専門分野から「人間社会を自分の専門分野で少しでもよくしていく・問題を解決するためにツイートします」ぐらいならわかるけど…なんで、こんな日本語が雑な人に地球を救う警鐘なんかで地球が救えると思ってるの?
思い上がりも甚だしすぎるわ。
「自分の知らないこと・できないことを語るな」とはいわないよ?
ただ、身の丈にあったことや、自分の労力を費やして調べたりやり遂げたりしたことでないと、語っても説得力もヘッタクレもないのではないかな?
いや…この場合、どうやったら「地球を救う警鐘」に説得力をもたせられるのかな?
だって、そもそも「地球を救う活動」って何よ?
宇宙怪獣とでも戦ってくれるの?
エネルギー問題を解決したり、核戦争を抑止したりしてくれるの?
砂漠でも栽培できる食料でも開発してるの?
100歩譲って、そういう人が人類を救う警鐘だの、世の中を変える警鐘だのいうのはわかるよ?
でもさ…そのぐらいたいそれたことでないと説得力のわかないことをあんな雑な日本語のツイッタープロフィールを書く人にできますかねぇ?
そういうことをぐるぐる考えているうちに頭痛と吐き気と恐怖を感じて…あーもうだめ。
地球とか人類とかどうでもいいから、今廃れきった俺のメンタルを救って欲しい。
お酒おごってくれるでもいいし、かわいい女の子が抱きしめてくれるでもいいし、愚痴聞いてくれるでもいいし、ぼくがする面白い話に笑ったり褒めてくれるでも何でもいいや。
無性にまともな人間に会って、ゆがみきった自律神経を戻してほしい気持ちになってきた。
…頭おかしくなりそうだもん。ほんと。
地球を救う人とかいらないから、愛情か敬意かやさしさでぼくの廃れきった気持ちをどうにかしてくれる人のほうがずっと救世主だよ。
そういうところから始めないとダメだよ。地球とかたいそれたこと言われても頭痛しかしないもん。
日テレを数ヶ月見て面白かったのが…「オタク女がサーファー生活して変化するやつ」だけだった報告
なんでかわかんないんだけど…俺が言ってる日帰り温泉のテレビ設置してるサウナって、全部日テレなの!
最近、気づいたんだけど、俺が多少遠出して日帰り温泉に行くと…だいたい日テレ。
オリンピック期間だけNHKだったけど、他は日テレ。
そこで日テレの番組を仕方なくサウナの中で見てるんだけど…すげー面白くないの。
平日に行っても土日に行っても面白い番組がないのよ。
…ぼくさ…日帰り温泉行く時は、お昼から夜中までいるんだけど、それでも面白いのがないわけ。
丸一日行ける日をどうにか選んで、一番すごい日はヒルナンデスがやってる時間からドラマの時間まで全部見ちゃうぐらいいる時もあるんだけど、それでもつまんないの。
北海道テレビ(HTB)なら1クール使うであろうネタを日テレは20分しか使わない
で、日テレをサウナで見続けて数ヶ月…やっと面白かったのが、昨日やってた特番の1コーナーだったわけ。
開局65年記念番組 日本テレビ+ルーヴル美術館「その顔が見たい!」[字]|番組表|日本テレビ
それが、オタサーの女オタクが湘南で2ヶ月のサーファー生活をして顔が変わるか?というやつすげー面白い企画なんだけど…これも20分ぐらいしかやってくれなかったわけ。
この女オタクのマンガがうまくて…ドキュメンタリー方式で入るマンガがすごくよくて、その作品と並行でドキュメンタリーと進行していく演出とかすごく良かったんだけど…最初の一週間ぐらいしか追っかけてくれなかったわけ。
これ、1クール…せめて半クールぐらいできるいいネタなのに、ちょっとしかやってくれなかった。
そこきっかけで美容の話したり、一見単純にしか見えないサーフィンの何が面白いかを突き詰めて語ったり、どうでしょう的な珍道中に仕上げても…絶対面白い。
やりようなんていくらでもあるし、どうしてもタレント使いたいならデブタレントとモデルみたいな人を呼んでサーフィンの良さ、海の良さを語ってもらえばいいわけ。
オタクなタレントも、昔ブスだったタレントも、大手の事務所で推してるタレントあたったら番組回せるぐらい集まるでしょうが!!
スポンサーなんか付くよ!
アウトドアが流行ることはお酒の消費も、車の消費も増やして行けるきっかけ(むしろ、ルーブル美術館とのコラボうんぬんでテレビの大口スポンサーのどこが得してるの?絵画見ながら酒飲むの?絵画見るために人々が遠出すべく車使うの?そんなわけないよね)、それを20分で終わらせずに1クール…トヨタかアサヒビールでも巻き込んでやってたらすごくいい収入源になってたよ!!
その辺まで含めると電通までセンス悪いわ!!
日テレのセンスの悪さもひどいけど、天下の電通がその程度のこともわかんないの、ほんとにお前ら俺より学歴高いのか?って本気で思う。
俺に就活で求める人材うんぬんで能書き垂れた人達が言ってた「提案力」だ「他人を巻き込む力」だ言ってた人ら、なんでそれを見落としてるかマジでわからん!!
むしろ、テレビって今や日本有数の資産家なんだから大きなストラテジーを考えながら広告収入を誘導する事考えていかないと先細りでは?
いや、テレビうんぬんじゃなくても、1ブロガーだってアフィリエイトや広告のこと考えた時に「世の中にこういう物を出していった方がいい」「これが売れるから先回りしてキーワードを取っておこう」とか考えるけど、そんなこと考えてるの俺だけか?
たしかに、俺も最初数年はオタクに対して先回りすることしか考えてなかったから酷かったけど…それを女性とか一般的なアラサー男子にまで落とし込めるようになったら、アクセスやアフィで先取りできるケースがどんどん増えたよ。
テレビ局って広告収入でやってる点ではネットでやってる人達と同じなんだからそこをちゃんと考えてやるべきだし、やれるだけのノウハウを俺の何万倍もの規模でやってるんだから持っててしかるべきでしょ!?って正直思う。
「青二才さんのターゲットは40以下の若者で、テレビ局のターゲットはアラフィフなんだから、オタクは20分でいいのでは?」
違うんだって!!
サーフィンって、どちらかと言うとバブルを知ってる世代が好きなもんだから、ああいう世代が「またアウトドアに行きたい」って思えるような番組だったり、テレビに胸打たれた若者との共通言語ができて行くほうがおっさん・おばさんたちにとってもいいんだよ。
おっさんおばさんはサーフィンしないかも知れないけど、若者が外に出ることで変わっていく番組…それも自分たちの得意な趣味をきっかけに変わっていく番組を見せたら
「ニートや引きこもりになりがちな若者を外に連れ出そう」
として、消費が増えるじゃん!!
いや、これは実例があって、オヤジやおふくろがバブル世代だったから、ぼくは登山もしたし、キャンプもしたし、オヤジの趣味だったヨットにも乗せてもらったよ。
…男同士で飲んだくれてる時もあれば、本気でレースに出る時もあったらしいけど、「大きな消費」って世代同士のバトンタッチがないと成り立たないことは、俺はオヤジから学んだし、オヤジがそういう人間だから「オタク極めても、子どもとキャンプに出かけてテント張れる男じゃないとダメだな」って思ってるし、そういう部分があったからいろんな知識が増えたわけ。
これはオタク自身も持ってる。
だから、ゆるキャンみたいなもんが流行ってるし、テレビが本来担うべきだった新しいライフスタイルの提案役をマンガに持っていかれている。
話長くなったけど俺が言いたいことはこれ。
「日テレも電通もセンスないのかな?未だにローカル局の低予算番組である水曜どうでしょうを超えられないまま20年来ちゃったのかな」
ってこと。
しかも、その後見たドラマが酷かった。
キャラクターと経歴が合ってないドラマとか、おかしいでしょ!!
Missデビルってドラマなんだけど…これがホントひどかった。
なんたら海上つまり、保険会社で若くして人事部に入った主人公というけっこうなエリートが主人公なんだけど…その主人公がヘタレすぎるし、そこで描かれている家族観も「おいおい嘘だろ」ってレベルに、理想論。
人事部を舞台にして、かっこいい人事の室長の話を出してるのに、もうこの主人公が人事部の失敗やないか…という感じのドラマ。
テレビドラマ見てて不思議なんだけどさ…キャラと経歴のミスマッチっぷりはなんだよ!?
冷静に考えたらすごい職歴や学歴の人がことごとくびっくりするようなヘタレだったり、バカだったり、鈍かったりするから「え!?キミらが日本の平均年収よりもらってるとしたら俺らってなんだよ!?」的な気持ちにしかならない。
嫉妬!?
いやいや、これフィクションの観点で見ても、社会論の観点で言ってもおかしいでしょ!!
俺が海外ドラマ面白いって言ってるのもそこの問題で、キャラクターと経歴がずれてることがないんだよ。
「こういう経歴・仕事柄こういう人だよなぁ~」
ってところがズレてる海外ドラマ、見たことないもん!!
人間って、癖が付く生き物だから、生い立ちや職歴、あとは得意不得意を聞けばおおよその人格像は出てくる。
そこから思いっきりズレた人間がいっぱいいる作品って、正直ファンタジーなわけ。
だから、回想が多かったり、回想とマッチした行動を取る人間が多い半沢直樹シリーズってすごく見やすかったけど…Missデビルって、根本的にそこがずれてるから気持ち悪くてしょうがなかったわけ。
でも、日テレを朝から晩まで見てると…Missデビルが面白いと思って本気で宣伝してたりする。
で、見てみたら
「人事とか総務の仕事を若くして取れるエリートな若手会社員がこんなにバカで鈍いわけないじゃん!そして、そんな人を入れてる人事部のキレ者室長の話なんて、もうヘタレが一人いる時点で説得力ないじゃん」
という話なわけ。
いや、一人置くにしても美味しんぼのトミーみたいに、山岡の代わりにおバカキャラをやってる人が一人出てくるぐらいなら俺だってわかるぞ?
そうだね、アホな人は「美味しんぼはどうなんだよ?新聞社なんてところにあんなアホでサイコパスな人ばっかり出てくるとは何事だ」って言われそうだね。
アレはまず、新聞社の中でも文化部の地位が低いことを暗示してる演出が多いから、登場人物の会社員があんまりできない人ばっかりでも納得できるようにしてある。逆に地位が高いとされてるのは社会部ね。
次に、美味しんぼでは、「美味しい食べ物を前にすると、みんなバカになる」という前提があるから、食い意地を張っているキャラクターは基本、食べ物の話になるとバカになるように設定されてる。
ただ、ただのくいしんぼバカか、美食バカかという設定でうまくわけて、ちゃんと食べ物がわかる美食バカは逆にマズイものや、情報で料理を批評するやつを皮肉る位置にいる。
で、美食バカには、ちゃんと美食にこだわるようになったエピソードが色々ついてる。
山岡は親からの教育、海原雄山なら無名の頃に奥さんに作ってもらった食べ物がやたらうまかったとか、芸術家だとかそういう話。
…ヲタクの世界では、40年も前に「キャラと経歴で整合性を取る」のは常識オブ常識。
でも、日本で一番視聴率が高い日テレのゴールデンタイムのドラマがそれができてなかった時に
「うそ!?こんなに今の日本人のセンスって落ちてるの!!!!??!?!!?!?!」
って驚いた。
現場からの報告は以上です。
女はラーメン好きだけど、ラーメンマニアはそんな好きじゃない
本家のブログでやってるバチェラーの解説記事にこんなこと書いた。
デート関連の情報で言うと…六厘舎というつけ麺に関しては東京で一番人気のお店がある。(実際、うまいし)
「デートでラーメン屋とはこれ如何に!?」
と思われそうだから言っとくけど、女子って逆にラーメン屋、好きやで??ラーメンって男のぼっち飯の代表格だから、
「カップルでいる時ぐらい女子パワーを借りて、パンケーキ的なもん食べたい」
とか思うじゃん?
それ、女子も似たようなこと思ってるから。
女子力の代名詞ってパンケーキじゃん!?パンケーキでしょ(偏見)。でも、本音は
「せっかく男と歩いてんだから、男子パワー借りて、ラーメン食べたい」
って思ってたりするの!ラーメンの価値は男女で間逆なの!!
高校生の時、妹とラーメンに行った時に、気づいたんだよ。
ぼくは「入りやすいから」って思ってたラーメン屋に妹が「女子はラーメン一人で入りにくいから…兄ちゃんありがと」って言ってくれたんだよ(※シスコンなバカ兄の戯言だと思ってお聞きください)
それ以降、このことは頭の隅に入れておいて…ラーメン屋は優先事項ではないものの、周辺の女子が入りやすいラーメン屋を抑えておくようにはしてる。
異性とのご飯に必要なことは分別と引き出しと相手へのリサーチである!
で、この間、かんどーさんとお茶した時に久々に妹が授けた
「女はラーメン食べたいんやで。でも、一人やったら入りにくいんやで」
が効いた。
本当は日本から帰ってきたばかりの彼女のために、日本の味であるそば屋行こうと思ってたんだけど、そば屋が閉まってたから
「ダシの効いた物が食べたいからラーメンとかうどんでも」
という話になって、ラーメン屋にした。
どこでもいいってわけじゃなくて、利用したラーメン屋にぼくのテクニックが詰まってるわけ。
ぼくはオタクだけど…比較的分別のあるオタクだから。
分別のないオタクだったら、汚うまいところに連れて行ってたと思う。
川崎だと…家系とか二郎もうまいからそういうところに行くと思う。
かんどーさんは女子女子してないから、そういうお店に連れて行く男を悪く言ったりしないけど…女子な女子を二郎連れて行ったら…その場でおじゃんだよ!?
でも、ぼくは分別のあるオタクだから!?
ちゃんとキレイで美味しいお店にかんどーさんをお誘いした。
ここでも、ぼくのシスコンぶりが役立ってて、妹を昔、横浜駅東口の一風堂に連れて行った時に
「お店の飾りにホコリが被ってることが気になっちゃった」
と、ラーメンうんぬんよりもその部分を言われて、【そこかー!】と新しい視野をもらった。
うちの妹ぐらいいい女じゃなかったら、一風堂でも大丈夫だったよ?一風堂好きな女子いるし。
でも、彼女ぐらい優れている子は気づくんだよ。(※シスコン&ワシが育てたアピールです。聞き流してください)
妹のことがあって
「店員が殺伐としてるうまい家系とかよりは、キレイでうまくて、できれば野菜も入ってる彩りのいい…もっと欲を言うと魚介のダシが効いてるスープがいいなぁ…」
ってことでかんどーさんにはお店を選んだ。
肉系よりも魚介系がいいのは、かんどーさんが帰国直後だったことと、女性の場合肉肉しいものより、適度に豚の香りがする食べ物の方が楽しみやすいから。
しかも、偶然にも、あごだしのらーめんが楽しめる日だったから、
「かんどーさん、お国が九州だったから、ちょうどいいや。」
となった。
ちなみに、出身地は大事で、「出身地にないもの」をグルメに選ぶのも逆にそそる。
兵庫は、他が最強なんだけど、そばだけは弱いからお蕎麦屋さんでおいしいところつれていってもらえたら「この人はツウだね」となる。
話戻すね。
出身地でもいいし、ジェンダーでもいいんだけど、
「この人の引き出しにはないであろうご飯」
を食べさせてくれる異性は【この人、ひょっとすると知らないことを色々知ってるすごい人なのかも】って株が上がる。
逆にかんどーさんに前に池袋オフ会で誘ってくれたゲテモノ中華みたいなものを「ここでしか食べられないよ」って念を押されて一緒に食べたりすると…【俺にはできないこと・知らないこと知ってるんじゃないのか?この人】って感動があるんだよねぇ…。
フィリピンの料理に関する話とか聞いても、
「俺が知らんことにどんどん飛び込んでいってる!すげー!!」
ってなる。
とはいえ、これはブログ書いてるぼくとかんどーさんだから、
「食通の青二才パない!!オタクなのに、女子のツボ考えてお店選んでる三沢くん、上手」
「クレイジージャーニースタイルのかんどーさんすごい!!」
ってお互いがお互いをリスペクトしとるわけだけども…一般の人には別にぼくみたいなツウになる必要や、かんどーさん顔負けのクレイジージャーニーにならなくてもいいわけ。
いや、なっちゃうと、「スタンド使いは引かれ合う」的な感じにはなるよ?
ただ、…普通の友達や恋人…ちゃんと普通の人間関係の中で輝いている人同士になりたいんだったら、ぼくらのやってることは…その一部に過ぎないってことは、抑えておいたほうがいい。
ラーメンオタクって、なんか禿げてるよね~。
禿げてるは言いすぎだとしても、なんか髪が薄いひと多いよね~。
太ってる俺が言うのもなんだけど、薄毛で体型もだらしなくて…という人って、どれだけ知識があろうが、テレビですごいマニアなクイズに正解しようと、その人に憧れたり、好きになったりしないんだよ。
今のぼくって限りなくそっち側ではある。
実際、僕の友達にはそこら編のオタクを知識でぶっ殺せる強いオタクばっかりいる。
でも、強いオタクは、「オタクが強い」だけだから…それだけなら尊敬しないよ。
教わることもあるし、すごいとも思うし、頭が上がらない。…でもそれだけ。なりたいと思って追いかけたりしない。
ラーメンオタクってさ…その典型なんだよ。
どれだけ知識があろうが所詮消費者。所詮オタク。
そんなやつからうまいラーメン屋に連れて行ってもらえるのは、「それ以外ないんだからそこぐらいしっかりやれ」程度のことしかないの。
ぼくって、ブログ書いてるんだから、ブログがいくら上手くても、それをリアルで楽しい時間、知識を使って幸せにならないときっと人から尊敬されたり、憧れを持って追いかけてもらえる人間にはなれないんだよ…。
だから、ぼくは筋トレもしてるし、女心もわかるようになりたくて色々聞くようにしてるし、文章やオタクの凄さを知らないやつに「やれるもんならやってみぃ!」と敵の土俵まで乗り込んでいってひっぱたくぐらいのことをやるんだよ。
ぼくは、自分を育ててくれた救ってくれた文化圏の凄さ世の中に知らしめたくてやってんだから、ふさわしい人間でありたいし、ふさわしくなりたいからこそ色んな事やってる。
できないことはもちろんできないよ。
でも、できないと捨てた以上できることはちゃんとやりたい。
同時に、捨てたくても捨てちゃいけないことはある。
それは、「ラーメンを食べたい女の子」がいた時に、ハゲ散らかした冴えないオッサンとして出てくるか、話も面白くて、一緒にいて楽しくて…そもそも一緒にいる事自体不愉快じゃなくて…みたいなこと。
オタク文化好きだよ!オタクってすごいと思うよ!!
でも、伝わらないすごいは、近寄りがたいであって、憧れないし、愛されないのよ。
これはクレイジージャーニーも一緒。
クレイジーなだけじゃなくて、クレイジーに思えることに対する愛情を伝える話術や物腰の柔らかさがなきゃ、ただストイックにゲテモノ食いなオタクでおしまい。
そこに対して伝えたいという熱意と愛情…伝えることで、自分と同じ悩みを持ってる誰かを救えるかもしれないし、伝え方1つ変われたら…という勇気?
そこがある人の紹介してくれる「ここではないどこかへ」は、本当に魅力がある。
それが、デートであれば、男性からすると女性としか行けない美味しいお店であり、女性からすると入りやすくて食べやすい美味しいラーメンなわけよ。
川崎駅Walker ウォーカームック (ウォーカームック)
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ぼくはオタクだから、この中に載ってる店の中でもうまいところは抑えてるよ?
でも、そういう自負があったとしても「ぼくのまだ知らないことが載ってるかも」「本当はぼくの思ってる感覚と、雑誌で取り上げられるポップな情報にはズレがあるかも」という自分を疑う謙虚さや勇気も持ち合わせていたいものだ。
【日大アメフト問題】日大に限らず、大学の不祥事への対応、基本ゴミやで?
日大のアメフト問題について書くのだが…なんか日大「だけが悪い」って話に落ち着きそうなところに納得がいかない。
・日大の会長がヤクザと繋がってる
・人事権を握っているアメフト部の前監督が日大の政治権力を掌握していて、なおかつ会長と同じ派閥のNo.2だから、何があっても守られる
・学生が堂々とした記者会見を開く一方、大人は徹底的に保身に走って政治権力の維持に奔走する腐った体質が
みたいな話は確かに悪い。
今回はアメフトというスポーツが絡むテーマだからスポーツ庁が動いたり、アスリートとして一緒に試合する大学が動いているから比較的追い詰められてる。
でも、大学の対応がなんであんなにひどいかを考えた時に「日大の政治権力にはヤクザと東京五輪が絡んでてうんぬん」というのは、どうも半分ぐらいしか的を射てないように思う。
大学生のサークルの不祥事はヤリサー関連の事件が多いけど、ヤリサーの不祥事への対応って基本退学者が出ないよね~
そもそも、普通はスポーツで事件は起きないよね~。起きたから、選手よりも監督に批判が行ってるけど、学生が誰かを犯罪的にケガさせたり、酷いいじめやハラスメントが大学で起こるのは…どちらかと言うと体育会系のサークルの練習中か、ヤリサーだよね…。特にヤリサー。
で、ヤリサー絡みの事件って基本的に、犯罪まがいの割には退学者や逮捕者はあまり出ない。
ほとんどは研修という名のお咎めっぽい手続きをしてサークルを解散しておしまい。
例外はスーパーフリー事件で、刑事事件になってやっと退学者が出るぐらいに酷い。
しかも、周囲の大人が早稲田側をかばって、蓋を開けてみたらスーパーフリー事件の首謀者は関東連合とつながりがある、半グレヤクザみたいな状態になっていたというぐらいに悪化してからの逮捕となった。(あるいは慶應義塾の広告研究会みたいに、未成年を泥酔させてレイプしてそれが警察沙汰になって…ぐらいのところまで行かないと、退学者って出ないんだよなぁ…。しかも、この事件だって、犯罪に関わった学生6人は横浜の裁判所から不起訴とされているというから驚く)
逆に言うと、世間を騒がすほどひどい事件を起こしても、
・刑事事件になるか
・ヤクザとのつながりがある
…というぐらいに酷くないと大学は基本的に丸く収めようとするんだよね…。犯罪の匂いがするような酷い案件でさえね。
直近で有名なのは、明治大学のヤリサーが新歓飲み会で起こした泥酔事件の時がそうなんだけど…大騒ぎになったけど、大学側の対応は白々しいほどあっさりした対応だったわけ。
そりゃ、その時にはこんな画像が、ネットでもテレビでも報じられたよ?
でも、2週間したら、このトラブルはピタッと報じられることもなくなった。
それをいいことに明治大学は…該当するサークルの廃止と、お酒の飲み方の研修をする…というひどい対応だったわけ。
でも、2週間すると新しいネタが出てくるわけでも大きな抗議活動が続くわけでもなくピタッと止まったわけ。被害にあった学生がたくさんいたはずの日本女子大学側も明治大学に責任を追求することなくピタッと止まっちゃったから。
起こった時には「スーパーフリー事件の再来」だとか、「薬物事件」だとか色々言われてたのにね。
日大の事件もあと1週間ぐらい内田前監督が入院したっきり黙っていて、他の職員も失言しなかったら、ピタッと揉め事が収まるだろう。…少なくとも日大はそう思ってるから、ああいう雑な対応をしているのだろう。
実際、ネットで騒ぎになってる事件や、犯罪まがいの事件の多くがそうだった。
せいぜい2週間ぐらいしか盛り上がらないし、大学のブランドイメージもあんまり変わらないことを大学側もわかってるからこそ、記者や社会からの苦情や取材に対して雑な対応をしているんだから。
そもそも、どうして大学は本気でトラブルに対処しないのか??
前半を読んで疑問に思った人がいるはずだ。
「悪いことをした学生は、刑事事件になろうがなるまいが厳しく退学処分にした方がブランドイメージを保てるのでは?」
…そこが学校の難しいところ。
大学のサークルに限らず、高校の部活や小学校のいじめなど…学校という場所では、トラブルや不祥事の隠蔽が起こりやすい。
これは理由が2つあって、
1つは、トラブルがあったと認めてしまうと、ずっと残るが隠蔽しているうちはばれないから。
同時に、トラブルを告白したり、解決したりしたところで先生には特にインセンティブ(ボーナス、利益)があるわけでもなんでもないから。
小中高大…日本の学校全般に言えること。
自浄作用が働かないのではなく、働かせたところで利益もないし暇もないし解決しても誰かが褒めてくれるわけじゃない(そもそも問題が起こったことが悪いという感じでWikipediaや報道された記事だけがずっとネットや地域の噂として残る)から、学校自体にトラブルを解決する機能が弱い。
また、私学の場合、生徒は不祥事を起こしても、授業料や入学金を払ってくれるお客様でもあるため…収益の観点からも、学生の勝手なトラブル1つで、数十人…大学生なら一人頭年50万円以上の収益を失うことになるから…切りたくない。
刑事事件になるかネットで話題になるまで事件は基本放置する。発覚しても刑事じゃない時は大学のサークルを解体数程度で、退学にはほぼしない。
もう1つは高校と大学特有の問題。
学校がトラブルを認めたり、厳しい処罰を下したことが世間に知られると、OBなど学校が持っていたコネクションが弱くなってしまうため。
ここが重要で…どんな年だろうと大学生のほとんどは
・学生運動で過激なことをするわけでもなく
・酒とお泊りで、性犯罪まがいの遊びをしているヤリサーでもなく
・監督の命令で授業を切り上げて、試合に出たくて殺人タックルをしないといけないほど追い詰められてたアメフト部員でもなく、
ごく普通の大学生活を送ってる。…勉強しているかどうかは別として、犯罪まがいのことはほとんどの人がしてない。
それを、発覚させたり、厳しく処罰することで、波風を立ててしまうと…真面目な学生や卒業生にも残ってしまう傷跡として、出てくるから大学は極力なーなーにする。
ましてや、日大ほどでかい大学となれば、就職先の確保にOBのツテは必要だし、OBもOBで枠を取るだけの力を持つためにいちいち大学の不祥事が重荷になるのは好ましくない。
関係のない在学生にとっても、不祥事のせいで、肩身の狭い思いをしたくはない。
…と、このように悪い意味で、利害が一致してる。
だから、学校全般のトラブルの対応は遅れるし、日大も誠意ある対応なんてものを学んでこなかったし、できる限り問題を先延ばしにした。…元々学校には自浄作用なんてないし、揉め事が起こってると認めること自体が、日大に関わる人間のほとんどにとって不利益だから。
それに、ネットや報道は2週間…長くても1ヶ月我慢すれば、下火になるから。…刑事事件にならない限り。
だからこそ、刑事事件にしたアメフトの試合で被害を受けた選手の父親は、優秀。
刑事事件にしないと大学がなーなーに対応する危険が、過去の大学の不祥事を見えると、明らかだから。
スポーツで事件性があるものは少ないし、むしろスポーツの方が故意に事件を起こしたと証明できるものは少ないんだけど…それでも刑事事件にしておかないと、大学もインターネットもいつもの調子で2週間騒いで話が終わる程度になるから…被害届を出したのはとても良かった。
日大の学生がかわいそうとかそういう話は出ると思うけど、そういうことを盾に教育機関は揉め事をなーなーにする体質を付けてきているわけなので…徹底的にやってほしい。
どうせやんないと思うから、これから受験する人は日大を避けるのが現実的なんだけどさ…。
大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争 (幻冬舎新書) [ 辻田真佐憲 ]
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WordPressのスパム、バイアグラの広告多すぎ問題
今まで、はてなブログにいたから気づかなかったけど、WordPressでは海外からガンガンスパムが来る。
そして、そのスパムの内容を読んでいると、けっこうな確率でバイアグラの広告。
イラッとしたから一言だけ言いたくてここにどーでもいいメモを残しておくけどさ…
俺はビンビンやって!!
むしろ、性欲持て余してるから、バイアクラの広告とかじゃなくて、どっちかと言うと出会い系とかエロサイトの広告来るならまだわかるけど、バイアグラの広告来られたって困るって!!
若いし、時々筋トレしてるし、メンタルぐらぐらだから性欲や依存欲求強いから、性欲は現状あり余ってるぐらいだって。
使うところもないのに、性欲だけパワーアップさせてどうするのよ…
使い所をくださいって話よ…。
以上!!
サウナの中で小耳に挟んだヤバい上司が、俺を鬱に追いやったやつそっくりすぎて戦慄したから…晒すわ
サウナで小耳に挟んだのが
違う部署の話だけど、病欠したい時、上司が風邪の具合を見ていいと言わないと休めない。みんなおかしいと思ってるけど、強権的な人が上司だから…おかしいと思いながらしたがってる
みたいな話を小耳に挟んだ。
これが、俺を鬱に追いやったレオパレス出身のサイコ野郎そっくりの所業で…彼が決めた自分ルールみたいなもので20人ぐらいの人に押し付けて…後から俺がいない間にそれが決まってた理由について俺と同じぐらい職場にいた時間が長い人に聞くと
「あれ、社長・会長が言いだしたことでもなんでもなく、彼が勝手に決めただけだよ」
って言われた途端に…まぁ、色々限界がきた。
職場の意思決定権が見えなくなってる上に、カネ渡すわけでも、助けてくれるわけでもないやつが俺の長時間労働の原因になってたことに気づいた途端に
「だめだ。この職場、無限に酷いことできるし、現に行われてるからもう無理だ」
って、ついに心が折れた。
足立区育ちの元レオパレスの営業マン(どちらかと言うと、レオパレスでも手にあまるほど過激な種類のやつ)と殴り合いして勝てる自信はないから…まぁ、もうこれは無理だって思った。
心折れた後転職活動したり、非正規や短期で食いつないで、ブログ書けなくなって、ガチで多摩川で自殺しようか悩んだことは…まぁ、前に喋ったと思うけど…久々に、ブラック企業の話を聞いたら、他人と思えなくて…「俺だったらどうやってキレるか」をサウナの中でホンキで考えてる自分がいた。
「お前は医者か?」
「俺は会社に雇われてるんであって、あんたに雇われてるんじゃない」
…他人のことなのに、どうやってキレるかを考えているうちに本気でムカムカしている自分がいた。
逆境ナインにこんなシーンがある。
ぼくみたいにメンタルが弱いし、多感な人間からすると…ダメな人に会うと、トラウマをなじられるとホンマに引きずられる。
センチメンタルに?憎悪に?破滅願望に?
何がぼくを引きずり込もうとしてるかはよくわかんないけど、そういうものに引きずり込まれることがけっこうある。
その弱点にちゃんと気がついてから、気が付かせてくれる人に恵まれたり、バイタルレベルで整えてくれる相手に出会ってからはそういうの減ったよ?
でも、ぼくって遠目には意志が強そうに見える。
でも、近くで見るか頭のいい人によって解析されるととむしろ影響されやすい部類だからなぁ~。
素直といえば聞こえがいいけど…ほんと根っこの部分に懐疑主義が根付いてないからだめだわ。
ぼくが、ネットや色んな人の悪意に触れて、違う環境に色々身をおいて表面的には
「この人バカだなぁ~」
「融通効かないなぁ~」
「このNGワード、シナリオ上つまんなくなりがちなストーリーを盛り込んだフィクションはだいたいダメだよなぁ~」
ってところに気づいて、脳みそというハードウェアのセキュリティをめっちゃ上げることに成功したけど…それでも、まだまだ脆弱性が残ってる。
ぼくよりも攻撃的な相手に出くわすと…まぁ、弱い。
ぼくは、攻撃する前にリスク計算しちゃうし、マナーやフェアさを気にしちゃう癖があるから「殺してもいいやつしか殺せない」し、「殺すしかない状況でしか殺せない」んだよ。
…だから、辻切り的に他人に悪口を言ったり、暴力的に追いやれるサイコ野郎にはめっぽう弱い。Twitterのブロックでさえ「え!?こんな気まぐれに他人を排除できるの!?存在を殺せるの!?」って驚く。
どういう神経しているのか疑うし、そういうやつに絶対勝てないと思っちゃう。
破裂する前に、ハッタリでキレられるようになりたい。
いや、できないから「そもそも、できもしないことを押し付けてこない聡明な相手としか付き合わない」って決めてるんだけど…それはぼくの逃げで制約なんだとしたらどうやって変えればいいのかな?
それがぼくのよさでもある。
多少我慢して聞いたり、他人の弱さを許せたりする部分でもあるとは思う。
でもさぁ…それで死にそうになったり、平穏な日常が狂気に引きずられるなら、ちょっと考えないとなぁ~。
ぼくが恋人欲しいとか、結婚したいとか、一人で食っていきたいとか、オタク達の居場所を作りたいと言ってるのはそこ。
サイコパスの暴力に泣き寝入りしなくても生きていける場所をどっかに自分が生き残るために、俺と同じ悩みを抱えている人の駆け込み寺がほしいから。
愚痴を聞いてほしいんじゃない。
自分のホルモンをちゃんと整えられる場所が欲しいだけ。
誰か他人一人にとは言わん。
そこに考えや志が一緒の人が集まってたら…そういう「気」が流れるから、その「気」を作っておきたいだけ。
俺が持ってるいい気を維持したいだけ。
俺が持ってる気をちゃんと信じて迷った時に起点になるところが欲しいだけ。
そんだけ。